彼女の名前は「れい子さん」。
書店で彼女の目に射止められ、吸い寄せられるように手にした本です。
著者は・・・成毛厚子さん?
昔、漫画少女だった穴子天丼は思いました。
えーっと、確か漫画家さんじゃなかったっけ?
そう。
でも、この本は、漫画ではなく、文章です。
「れい子さん」は保護犬。
保健所から引き出され、譲渡会、トライアルを経て、そして成毛さんの犬となりました。
でも、この本は少しも暗くありません。
とても楽しくて、暖かくて、素敵な本です。
この本の最後に、「れい子さんへ」 という章があります。
成毛さんが、この写真を表紙にした理由がわかった気がしました。
「れい子さん」が見たものを、伝えて欲しいという願いが込められているように思います。
あなたも、書店で「れい子さん」に会ってしまったら、手に取らずにおられなくなるかも?(笑)
ちょっと笑える名前の由来も本に書かれています。