2011.3.26
駅の交番の前を不安そうに行き来するマルチーズに遭遇。
首輪もリードも、迷子札もなし。
あたりを見回しても、飼い主さんらしき人は見当たらず。
思わず抱き上げ、首輪とリードを取ってくるまで、一時預かっていただこうと交番に入ってみたものの、お巡りさん不在。
一旦地面に下ろすと、途端にマルチーズはダッシュで走り出した。
走る車の間を縫いながら・・・。
しばらく行くと、走行中に道路を走るマルチーズを見かけ、車を停めて保護してくださった方に出会えた。
聞くと、ご自宅でも小型犬を飼っておられるという年配のご夫婦。
ウチで預かりましょうか?とおっしゃってくださったのだけれど、このあたりの方ではない様子。
その場でM先生に電話で相談したところ、「飼い主さんが見つかるまで預かっても良いですよ」とのこと。
M先生の病院に行く前に、もう一度第一発見現場に!と駅まで戻ってみたところ、
「あっ!いたっ!」
と叫ぶ声がして、飼い主さんが駆け寄ってきた。
感動の再会。
はぁ~。
肩の力が抜けました。
最初の抱っこから、地面に下ろした途端にダッシュで走りだしたのは、
「このままこの人に連れていかれたら、もう飼い主に会えなくなる!」
という思いがあったりしたのかも?と思った。
むやみに抱っこしちゃいけなかった?
いや、一度抱っこしたら、降ろしちゃいけなかったのか?
彼女(マルチーズ)、多分心臓が悪いのかも?
抱っこした手に、時々ざらつくような振動が伝わっていました。
ものすごく、怖い思いをしたと思う。
とにかく、無事、飼い主の元に戻れて良かった・・・。
そして、小さいわんこを両手で抱っこしながら歩いている時にふと思った。
穴子天丼、柴犬の抱っこの仕方はわかるんだけど、小型犬の抱っこの仕方が・・・・、よくワカリマセン。
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2011.3.27
久しぶりに、"ねぇ"と一緒に散歩。
穴子天丼がリードを持つ時って、「キケン物?」でもない限り、そんなに引っ張る事はないのだけれど、たまに"ねぇ"がリードを持ってると、なんか、引っ張りどころが違うんだよね。
「嗅がしてあげればいいのに・・・」って思うところで引っ張るんだからぁ・・・。(-"-)
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2011.3.30
シスターズ「トニセン部会」。(いつもの女子会メンバーの、ちょっと年長組(笑))
ランチして、ちょっとブラブラして、お茶。
町には結構 人がたくさん出ていて、なんだか少しほっとした。
話題は、地震のこと・犬のこと・原発のこと・犬のこと・停電のこと etc・・・。
地震以降、なんとなく閉じこもり気味で、見たい・見たくない・怖い・でもちゃんと知っておかなくてはと、複雑な心境を抱えつつ震災関連の情報ばかりを求めていたように思う。
今日までの自分の状態を、「平常時ではないな」、「なんか張りつめてた?」、「なんか変なテンションだったよね」とあらためて認識。
こうして会って、顔を見ながら話すことで、少し元気になった気がする。
ばななんさん、vieさん、ありがと~。
被災してない私たちが元気じゃないと、被災地を支えられないよね。
平穏無事の毎日の中では、"非日常"で刺激をもらったりリフレッシュができるのだけれど、このところの"非日常"続きで、日常がものすごく恋しくなりました。