パテラ・椎間板ヘルニア: 2008年6月アーカイブ

MY動物病院

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まもなく(神経の)お薬がなくなるので再診。

まずは体重測定。
デジタル体重計の数値は、7.85kgと7.9kgを行ったり来たり。

穴子天丼から、その後の様子をご報告。
うんちを回避する行動はみられなくなった。
散歩後の足拭き時に膝が外れる感触はほぼなくなった。
一時、痛み止めをやめたが、お散歩時に頭が上下するようになったので朝のみ服用しつづけている。
特にトボトボダラダラ歩きの時、1回のお散歩で1度くらい爪を引き摺る音がする。
時々後ろの脚がカクっとなることがある。
屋内での歩行時、ポキポキ・パキパキなることが多い。


O先生から。
神経の薬は、徐々にやめる方向で考える。
当面、朝のみ服用として様子をみる。
それによって神経症状が現れるようであれば、神経の薬を再開する。
痛み止めは、継続的に飲ませず頓服的に服用すれば良い。
ヒトで言うならば「頭痛がある時に頭痛薬を服用する」的に。
(「頭痛がしそうだから飲ませ続ける」という必要はないということだと思います。)
歩くときにポキポキ鳴る音は、ひざが外れたり入ったりを繰り返している音で、逆に外れっぱなしでいると音はしないそうです。
突然後ろ脚がカクっとなったりすのは、神経過敏になってる部分があるとのこと。(今日も、O先生がちょこっと@ぽち@毛に触れただけで、びっくらこいて片足上げてました。)


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それから、ちょっと前の日記にもかいたびみょーなところ(陰部)についてですが、床とかベッドにその痕跡を見たことはないのですが、実を言うと、穴子天丼は「尿漏れ」を疑っていまして、それについても伺ってみました。
(漏れるおしっこを気にして頻繁に舐めることで、陰部の毛が薄くなり皮膚炎を起こすこともあるらしい。)
現在服用している薬では尿漏れという副作用が起こることは、まずないとのことなので、仮に「尿漏れ」だとすると、神経かそれ以外の要因が考えられるようです。
椎間板ヘルニアとか、膀胱炎とか、尿道捻転(の可能性)とか、尿道拡張(の可能性)とか、ありがたくないことに、@ぽち@には普通の子以上に漏れやすい要因あり。
当面、薬ではなくティーツリーでのケアで○。

水分摂取を心がける。
あまり水を飲まないのは、運動量が足らずに飲まない可能性もある。


そして、
『JAHD(日本動物遺伝病ネットワーク)』のこと。
(JAHDについての以前の日記 ⇒
2006年6月21日 「JAHD」

実は、@ぽち@が膝蓋骨脱臼と診断された時に、『JAHD』のことが頭に浮かびました。
一通りの検査も終え、今後の方針も決まり、今は症状も落ち着いているので良いチャンスなので聞いてみることにしました。
O医師によると、繁殖をしないのであれば義務はない。
(幸か不幸か、繁殖をしていても"義務"はない)
ただし、@ぽち@のスコアや評価を知りたいのであればレントゲンを送って診断を受けることは可能。
そして、遺伝性の病気について、興味深い話も伺ってきました。
@ぽち@はこの病気を持って生まれたけれど、@ぽち@と同腹であっても因子の出る子と出ない子がいる。
素因は持っていても、暮らし方で変わりうる。
トレーニングや生活環境で、それを更生できる子もいると考えられている。

が、仮に更生できたとしても、その子は遺伝子を持っているわけだから、次の世代の子に継承されてしまう。

このあたりが遺伝性の疾患の難しいところなのかもしれませんね。



@ぽち@は、ちょっとO先生に慣れてきたような気がします。
以前は、診察台の上でブルブルと小刻みに震えてましたが、今回はそうでもなかった。
何度か通院していくうちに、O先生にも耳ピタでうれしい顔を見せるようになるかなぁ・・・。
@ぽち@のあの顔見ると、惚れまっせ、O先生。(笑)



そうそう。
朝、MY動物病院の駐車場から病院に向かう途中の橋の上。
スタッフカラーのユニフォームを着た方が、デッキブラシでお掃除をしておられました。
たくさんの患者が訪れる動物病院ということで、近隣からの声もいろいろあるのだと思います。
いろんな思いを込めて、ありがとうございます。m(__)m
私たち患者の飼い主も、ご迷惑をかけないように心がけなくてはですね。

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広場で爆走

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広場でトーマくんと会った。

ちょっと前に先代犬の話を聞いたばかりだった。
やっぱり椎間板ヘルニアだったとか。
はじまりは、@ぽち@と同じように、うんちの時の悲鳴だったらしい。
やがて、うんちをすることを嫌がって、食べなくなったらしい。

@ぽち@は悲鳴を上げてた間も、食欲だけはあった。
それだけは救いだったなぁ。


トーマくんと話していると、松葉杖を付きながらおじいさんがやってきた。
トーマくんとは旧知らしい。
何歳になった?という話から唐突に「今は犬を焼くのも金がかかるんだよ」と言い始めた。

トーマくんも昨年大きな手術をしたばかり。
患ってるのを知っての話なのか?
それにしても思いやりのない・・・。
でも、そのお爺さんももともとシーズー飼いだったらしいから、わけわかんない・・・。


久しぶりに広場で爆走。

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今日の様子は、頭の揺れもだいぶ改善されてるように思う。
長距離散歩を拒否られるなら、小分け作戦。
朝・夕方・夜の3回でどうよ。
真夏は炎天下のお散歩はできないだろうから、せめて今のうちに。
20080614_2.jpg@ぽち@の病気、膝蓋骨内方脱臼は、遺伝性の疾患であることがほとんどだそうです。
子犬期でも、見る人が診れば即座にわかったらしい。

やんちゃな子犬時代、@ぽち@はよく走ってました。
体重も軽かったし、膝への負担をカバーするに足る筋肉も充分に付いていたと思います。
おチビの頃に何度かびっこを引いて病院に行ったけど、いつも比較的短期間で「治った」ように見えていました。


多分、義父が入退院を繰り返していた一昨年の夏。
そして、猛暑と穴子天丼が体調を崩していた昨年。
"ねぇ"のミステリーツアーと称する遠出もなくなり、お散歩時間も短めの日が続きました。
筋肉の衰えは、多分、その頃からではないかと思います。
そして、ダメ押しが椎間板ヘルニアによる排便時の悲鳴。

足を拭く時に、左足の膝がカクカク外れるな~という状況から、最近になってようやく脱却しつつあります。
やっぱり@ぽち@の膝は筋肉で守ってあげる必要があるんだと実感しています。


膝蓋骨脱臼とは反対に、変形性脊椎症は後天的な病気。
フリスビーがいけなかったのかなぁ・・・とか、逃げ足の速いおチビ期の@ぽち@を尻尾をつかんでとっ捕まえたりしてたのがいけなかったのかなぁ・・とか、抱っこの仕方がいけなかったのかなぁ・・・とか、いろんな事を考えます。

ダメ飼い主的には、「膝が不安定であるために、それを補おうと脊椎が変形した可能性がある」と考えられれば少しばかり気が楽になるのですが、膝の疾患と脊椎の変形の関連は、「ありそうな話ではあるけれども、わからない」そうです。


遺伝性の疾患を、まさに@ぽち@が持っていることを知って思ったのは・・・。
「不妊手術をしていてよかった。」
ということでした。(もっとも、最初から繁殖は考えていませんでしたが)

"見る人が診ればわかる遺伝性の疾患"だそうですが、産ませる予定があるからあらかじめ調べておこうという方は意外と少ないのでは?
そして、お相手の♂わんは?

うかつなことですが、穴子天丼は、7歳を前にしてようやく@ぽち@の病気を知りました。
多分、産ませるつもりがあったら、それ以前に既に@ぽち@に子供を産ませてしまっていたと思います。

そんじょそこらのブリーダーや犬舎以上に、学び・調べ・考えておられる方もおられるのでしょうが、やっぱり繁殖はシロウトが手を出すべき領域ではないと思いました。


こういう病気を持つ子は、早く年をとってしまうことが多いそうです。
7歳からシニアとは言われますが、@ぽち@をあんまり早く老いさせないよう、アンチエイジングに努めまする。

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20080614_1.jpg夕方、坂道のある公園に。
やっぱり、草地って気持ちいいねぇ・・・。
久々に爆走。

登りは階段。
下りはスロープ。
以前に比べると持久力がないかなぁ。
階段も一気に駆け上ったりはしません。
数段駆け上ったら、あとは一段ずつのっそりのっそりです。(~_~;)

筋肉の次は持久力か?
ま、焦らずにね。

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