THE HERBS Level.2

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Lesson8. 神経系のための植物療法

 

犬ふるえ病、てんかん、前庭疾患、先天性の水頭症など・・・いろいろありますが、神経系と聞いて真っ先に「痴呆」が頭に浮かぶのは、やはり@ぽち@が日本犬だからでしょうか。

 

神経系の病気は、発作の原因がよくわからないことが多かったりもするそうですが、一緒に受講したYさんは、先代の犬を水頭症で失ったそうです。

発作のスイッチはいろいろで、脳圧は気圧や満月、潮の満ち引きにも影響をうけやすいとも言われます。

Yさんの場合は、気圧の影響を受けやすいことを感じてからは、「沖縄で台風発生」のニュースを聞いただけで、「あっ、また発作が起きるかも?!」と自分自身が緊張してしまい、それも犬の発作を誘発していたかも?と話していました。

脳腫瘍も水頭症も、ハーブで治すことはできません。

脳圧を下げる薬はもちろん必要ですが、ハーブをプラスすることで発作の回数を減らしたり、薬の副作用を軽減することもできます。

そして、飼い主さんが発作のスイッチになってしまわないよう、飼い主さんのセルフコントロールにもハーブは役立ちます。

闘病中に何度もてんかん発作を繰り返し、当時はステロイドを必要以上に恐れていたりもしていたそうですが、「あの頃ハーブを知っていたら・・・。今だったらハーブでケアしてあげられたのに・・・。」と話していました。

 

さて、やがて@ぽち@にもやってくるかもしれない「痴呆」ですが、残念ながら「痴呆」もハーブで治すことはできません。

まずは、予防すること。

それでもなってしまったら、日光浴(体内時計の調整)と、日中なるべく起きててもらう生活を工夫し、それでも起こってしまう行動(徘徊とか、旋回とか、昼夜逆転、夜泣きとか)に、ハーブでアプローチすることができます。

犬にとって吠え続けることって、結構体力を消耗するし、心臓へも負担だったりします。

飼い主も一緒に昼夜逆転の生活をするわけにもいきませんし、疲労困憊では介護もままなりません。

眠れないこと、泣き続けることが犬自身への負担だったり、ひょっとしたら、近隣への配慮が必要な場合もあります。

そんな時に、鎮静剤以前にハーブを試してみるという選択肢があります。

神経系に役立つハーブもいろいろあって、下手な薬よりもずっと安全だったり、発作の兆候を感じてコンプレスの支度をしていたら、気が付けば、発作が落ち着いていた!なんてこともあるそうです。 

犬が好むハーブの香りを知っておくのも良いかもです。

 

ハーブはおしっこの量が増えます。

シニアの場合、せっかく寝入っていたのにおしっこで目が覚めてしまう・・・ようならば、チンキ剤という取り入れ方もあります。

 

tem_20111120_1.jpgハーブティーは、@ぽち@とシェア。

HARIOのハンディティーメーカー、なかなか便利です♪ 

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このページは、穴子天丼が2011年11月18日 20:26に書いたブログ記事です。

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