種を運ぶ犬

user-pic
0
あたしと@ぽち@は時々休日出勤の夫の車に乗せられ、夫の会社の近くの公園に連れて行かれます。
そこは、いつもの週末の公園とは違って、人も犬もほとんどいない、起伏のある山の中の公園。

夫が残務整理をしている1~2時間、車のキーを渡されて、あたしと@ぽち@はその公園を散策します。
100台ほどの駐車スペースに止ってる車は1~2台。

春にはワイルドフラワーが咲く広場。夏に薪能の舞台がしつらえられる広場。
左手には丸太でできた急な階段を昇ったり降りたりの細い山道の散策道。
右手の急な坂道を登ると、見晴らしの良いテラス。(そう、ここに来ると山が見えます!)
ちょっと下っていくと、鴨などの水鳥が羽を休める調整池。
さらに下るとまたまた雑草広場。
その先にはのどかな田園風景が広がります。

町中の整備された公園とは違った良さがこの公園にはあります。
広場は刈ってある下草がピンピン立ってて、スニーカーの足にもちょっと痛い感じ。(でも、@ぽち@は全然平気で走り回ってます。)
クンクンふんふん嗅ぎながら、ちっちゃいもぐらを見つけたり、伸びるリードいっぱいまで全速力で鳥を追っかけたり、畑に掛け降りようとしたり精一杯自然を満喫している感じです。

お水を飲みつつちょっと休憩。
ふと見ると、@ぽち@の足には植物の種。
temp_020217_2.jpgなぜだか田んぼ道を道草しながら通学していた小学生時代を突然思い出しました。何の種だったかな~、これ。よく見る種だったな。あちこちひっつけて帰ってたっけ。
町中の公園やお散歩道では忘れていた光景。
そうか、植物はこうしていろんな所に子孫を残して行ってるんだよね。

車に乗る前に種を取って、家についてそぉっと捨てました。
もしかしたら、どこかで芽を出すかもしれません。

このブログ記事について

このページは、穴子天丼が2002年2月21日 09:22に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ペットの医療保険・共済制度について(その3)」です。

次のブログ記事は「皆勤賞(-_-;)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。